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デスレース2000年






”走れコータロー”または”走れマキバオー”で


これから始まる デスレース

涎たらして いななくは

天下のマッチョメン スタローン

今日は殺戮 めでたいな


走れ走れスタローン

女子供を 飛び散らせ

走れ走れスタローン

追いつき追いこせ轢き殺せ




とまぁ、薄汚いピュアさを持った子供が作ったようなこの替え歌を

そのまんま実写にしたのが、今回私が鑑賞した”デスレース2000”なのです。





この映画は、馬鹿映画ファンなら知る人ぞ知る作品で、

後にロッキーやランボーで大スターにのし上り、

今もなおロッキーやランボーのイメージを前世からの業のように背負い続ける映画俳優スタローンが

出演していることでも有名です。



関係ないですが、どこぞの本かサイトで「俺はドル箱スター」と彼が発言したのを真似たのか、

田原俊彦「俺はビッグ」と発言したら業界から思い切りハブられ、

人気が2次元グラフで表すと]軸と重なるくらいに落ち込んだ(X:時間、Y:人気)という話があったんですが、

実際はどうなんでしょうね。



以後は、感想をだらだらと書き綴ろうかとも思ったんですけど

この映画を知らない人は、

知る必要も無いから、これからもせいぜい普通に生きろやと 言いたいところですが

それではあんまりなのでデスレースの説明を。



(※北斗の拳のナレーション口調で)

時は2000年!!大統領による独裁国家になっているアメリカぁぁぁぁ!!

年に一度行われるイベントでぇぇぇ、国民に絶大な人気を誇る”デスレース”ぅぅぅ!

いわゆる大陸横断レースなのだが、普通のレースと違うのはぁっ!

ゴールにいち早く到着する事は当然だが、人を轢き殺して得られるポイントも

最終的な順位に影響するため重要なのだったっ!

ポイントは以下の表のとおりぃぃぃ!


13歳から19歳は40ポインツっ!

12歳以下は70ポインツっ!

75歳以上は100ポインツっ!

女性は+10ポインツっ!


今っ、レーサー達の戦いの火蓋が切って落とされたぁぁぁ!

次回、北斗の拳ツゥゥゥゥ!!



・・・とまぁレースの概要はこんな所です。

まぁかなり過激な内容で、

人を轢き殺すことを競うなんて、「倫理観?豚の餌にしちまえ。」

という具合に一般ピープルには刺激が強いものですが、

私のように、アメリカの文化に結構触れている人間にとっては驚くに値しません。

特にアメリカのゲーム、いわゆる洋ゲーの世界では

日本の漫画の”美少女と同居”とかの設定並に 日常茶飯事なんですから。



まぁ、しかしポイント設定は生々しいと思います。

なにげに男の方がポイント低い所が、特に。

なんか命に値段をつけられている心境です。

このポイント設定を考えた奴は、きっとこの世を憎悪しているか

血の変わりに水銀が血管に流れてるんじゃないでしょうか。



そんなサノバビッチなレースに参加者も当然、異常者揃いです。

レース参加者は全部で5組。



まずは主人公でフランケン。

全身黒レザーで、その姿はSMクラブから抜け出してきたかのよう。

いつもマスクをしており、その素顔は傷だらけで醜いとの噂だが、

実際は地味なただのオッサン面。微妙に阿藤 海の面影がある。

2回の優勝経験を持つ。

ナビゲーターはアニーというこの映画にしては比較的まともな女性。

ある秘密がある。


そしてそのライバル、チキチキマシン猛レースで例えるとブラック魔王にあたるのが

我等がスタローン様演じるジョー・ビダーホ。

フランケンに異常なほどのライバル心を抱き、彼のことになると涎をたらしてわめき散らすほど興奮する。

ナビゲーターは、マイラというケバい馬鹿女。

当然だがエイドリアンとは、似ても似つかない。



とまぁ、重要なのはこの2組で後はおまけみたいなものです。


赤子型地雷で爆死。

ハリボテのトンネルに騙され崖に落下して爆死。

車体の下に潜って修理していた所を、ライバルに思い切り轢かれる。

地雷で爆死。


という具合に、他の三組は 死ぬまでの経過は、トムとジェリーのような微笑ましさですが、

最終的には皆男塾でも生き返る言い訳が出来ないほど木っ端微塵という、

死に様としてはありふれている死に方なので省略。

あえて特徴というか見所を言うとするなら、ボイン。(残り3組とも)



肝心の映画の内容はかなり微妙です、正直。

見所も多少はあるんですけどね。


レーススタート直後、いきなりスタローンが道路工事をしている男の 股間を車体のナイフでザックリ。

しかもなんの躊躇もなく、愉快そうに。

観ている方も、なんか股間に鈍い痛みが走りそうです。

にしても、こんな映画に出演してる彼が二十数年後、

レーサーの苦悩を描いたつもりの ”ドリヴン”の脚本を書くんですから

ハリウッドスターって面白いですね。



その後しばらくは、普通のレースそのもので少し物足りません。

人を轢き殺しはしますが、PSのゲーム”ダイハード3”みたいな

人を轢いても”SORRY”の一言ですまし、血をワイパーで拭き取る

という位のクレイジーさを期待していた私にとっては、肩透かしを食った気分です。



まぁ、一応アクセントみたいなのはあります。

途中からレースをぶち壊し大統領を殺そうとする反乱軍が出現してから、物語は加速していきます。

テレビでの反乱軍リーダーの演説にて、「自由を取り戻す!」と 国に対する宣戦布告で、反乱軍のレーサーに対する攻撃が始まります。。

さらに、フランケンの相棒がその反乱軍のスパイと判明し、

フランケン自身も大統領の命を狙っていることが明らかになって、そこから2人は協力関係に。

しかし反乱軍はそんな事は知らないため、フランケンの命を狙うことはやめません。

アニーはかなり複雑な立場になってしまいます。

まぁ、そんな複雑な人間関係とか、こんな映画に求めちゃいないんで、どうでもいいんですが。



この映画の最大の目玉は、フランケンVSスタローンのガチンコ殴り合い対決。

ビジュアル的には、阿藤海VSロッキー。

かたやマッチョの代名詞スタローン、一方フランケンは 顔も中年なら体も中年そのものなんですが、

結果は阿藤海の圧勝。

柔よく剛を制すというより、

アメリカの物理法則はどっかおかしいんじゃないかと思いました。



その後、物語のクライマックスで殴り合い対決の恨みをはらさんとするスタローンと、フランケンのカー対決もあるんですが、

やはりスタローン敗北。

決まり手はドリアンを髣髴とさせるフランケンの右手に仕込まれた手榴弾。

スタローン様、火葬の手間も省けるほど盛大に炎上。

大爆笑させていただきました。



終始、スタローンしか見てなかったんで

結末とかはどうでもいいし、めんどいので書きません。

あー馬鹿だった。休みの日にこんなの観てた俺が。



今度は”ドリヴン”借りて、

どの面下げてスタローンがレーサーやってるか観てみようかな。




戦略的撤退